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一の矢、二の矢、三の矢、古武道に学ぶ貫徹の気構え [世相雑感]

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ぐっと弓を引き、矢を放った後もそのまま前を見据える・・・。
数年前に弓道を体験した時「残心」という所作を教わった。
技を終えても、しばらくは心を途切れさせないことを指す。

矢を放った後で姿勢を崩したとしても的に当たる、当たらないとは関係ない。
しかし最後まで前を見続けることで、精神が研ぎ澄まされる。
敵と戦うのではなく自らを律するのが弓道の極意であり、和の心なのだろう。

その弓の道の本場、京都で緒に就いた地球温暖化への取り組みにも通じるものがあろう。
各国が好き勝手に温室効果ガスをはきだし続けるのではなく、未来を見つめ、自ら身を削る姿勢が欠かせない。

新たな枠組みのパリ協定に米中、そしてインドと自分勝手が際立っていた国々がサインする運びとなった。
なのに肝心の日本は置いてけぼりだ。
きのう幕開けした臨時国会で批准案を出すというが、TPPや憲法の陰に隠れて議論は盛り上がらない。

新協定が見据えるのは今世紀の後半だ。
深い霧の向こうにある、はるか先の未来という「的」へ矢を届けなければならない。
一矢にとどまらず二の矢、三の矢と。
放った後にも油断せず、目をそらさない残心の気構えがいる。




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