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地方銀行は正念場、加速する経済構造の変化に生き残りをかける [世相雑感]

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地方銀行にとって大切なのは何か。
「地方産業の育成」と故中山均氏は言っていた。
地銀の雄、静岡銀行のたたき上げの頭取から日銀の政策委員まで務めた。
「その発展がなくしては日本経済の確立もない」と回顧録にある。

60年前の言葉が新鮮に響くのは、いま地銀に突き付けられた宿題と重なるからだ。
10年後に貸し出しなどの本業で6割が赤字・・・。
金融庁のショッキングな試算からも深刻さがうかがえる。

人口が減り、現役世代が先細れば貸し出しが落ち込むのはやむを得ない流れだろう。
今のマイナス金利も追い打ちをかける。
得られる利ザヤが縮まり、そして低金利で貸し出す銀行同士の過当競争に終始すれば将来は暗い、という警告は確かに重い。

地域に根差す金融機関に求められるものを、見つめ直したい。
預金者ならばATMなど身近なサービスの充実か。
青息吐息の中小企業には親身になって相談でき、適切なアドバイスで事業を軌道に乗せる役回りだろう。

低迷する地域経済に寄り添い、活性化させる地銀の責任は引き続き重い。
その昔、中山氏も関わった日銀の金融政策の行方を占う会合が来週に迫る。
地方のなりわいを育てる視点だけはお忘れなく。




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