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「もんじゅ」見果てぬ夢の夢、露と消えるか高速増殖炉 [世相雑感]

もんじゅ.png

いま、あの独裁者が現れたら・・・。
そんな設定のドイツ映画「帰ってきたヒトラー」が、広島県内でも封切りされた。
どっきりカメラ風に街に出る場面も挟まれ、喜劇と実写とが半々という虚実ない交ぜである。

認知症のお年寄り役がナチスによるユダヤ人大虐殺を思い出し、憤然としてなじる場面もあれば、ものまね芸人と勘違いした若者たちは握手を喜ぶ。
ネットで学習した「彼」は、現代ドイツの右派政党も気に入らない。
唯一、緑の党に太鼓判を押す。
節を曲げぬ自然保護の主張が「守れ、祖国を」と聞こえるらしい。
ただ、「反原発は間違いだ。核兵器に利用できるのだから」と難じる。

途端に客席が凍り付いた。
日本を疑う海外の目線に通じているからだろう。
54基もの原発を回し、原爆数千発を造れるほどのプルトニウムを抱えている。

軍事転用の疑惑を抑えてきた高速増殖炉「もんじゅ」は20年以上、ろくに動かない。
いまさら廃炉が国の選択肢とはあきれる。
核燃料サイクルによるプルトニウム増産はもはや見果てぬ夢だろう。
亡き者には墓場が似合う。




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アスリートは耐えて耐えて伸びる、だが耐えられない子供もいる [世相雑感]

自殺最多.jpg

朝晩、過ごしやすくなった。
秋の足音はわが家のベランダにも。
鉢植えの朝顔やゴーヤに黄色い葉が増え始めた。
次は何を育てようか。
園芸店をのぞくと、宿根草の苗が並んでいた。

キクやアヤメもその一種。
いったん植えると毎年決まったサイクルで花を咲かせる。
「根に宿る」とも呼ばれる通り、枝葉が枯れても土の中でたくましく生きる。
人知れずこつこつと足場を固める姿は誰しも見習いたい。

「何も咲かない寒い日は下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」。
シドニー五輪マラソンで金に輝いた高橋尚子さんの座右の銘を思い出す。
この夏のリオもたくさん花が開いた。
4年間じっくり根を広げた末に。

アスリートに限るまい。
成績が伸びずに、悩むことは誰にでもあるはずだ。
長い人生の中で目が出ない時期はある。
今はまだ自分が咲くときではないのだ、と気持ちを切り替えたら・・・。
きっと我慢や努力も肥やしになる。

心が折れそうな子供を気遣いたい。
夏休み明けの9月1日は18歳以下の自殺が1年で最も多い。
表情がしおれていないか。
言葉が冷え冷えとしてないか。
みんなで感じ取りたい。
ふっくらとした土壌が思春期の「根」には要る。




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「マジックって何ですか?」若手選手にはピンとこないらしい [スポーツ]

マジック.png

もう襟を解いてもいいだろう。
カープが長らく遠ざかってきた漢字2文字に触れるのも。
語りたい気持ちもここ2ヶ月余り控えてきた。
かつて巨人に大差をひっくり返された「メークドラマ」の不安が頭をもたげたからだ。

今度は大丈夫だろう。
リーグ優勝へのマジックナンバーがともった試合から3戦続けて逆転勝ち。
もはやお家芸とさえ言いたくなるような試合運びで、ファンを酔わせてくれる。
おとといは大勝、きのうは惜敗、気分は負けていない。

カープの若手選手には「マジックって何ですか?」ピンとこないらしい。
菊池涼介選手は「初めてだから、よく分からない」。
その分、余計なプレッシャーにもかからず済むのか、攻走守ともはつらつとしている。

25年も待たされたファンの思いは、球団創設26年目で掴んだ初優勝に近いものがある。
その歴史をたどる写真展「カープ物語」が広島市西区の泉美術館で、来月4日まで催されている。

初優勝のパレードで、遺影を掲げる姿も目立ったとの写真説明に鼻の奥がツンとする。
胴上げ写真の数々に、不慣れな今回は大丈夫かと心配になる。
リーグ制覇の先には漢字3文字・・・。
我慢の反動か、気がはやる。




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本当につまらぬ男と評した岡田代表から「蓮舫氏はリーダーにふさわしい」とエール [世相雑感]

 蓮舫.jpg

ギクリとした人も少なからずいるのではないか。
大好きなんだけれど、つまんない人・・・。
長く連れ添ってきた相手が、内心そんなふうに自分のことを思ってると知ったなら、絶句してしまいそう。

民進党の岡田克也代表を評した、代表代行の蓮舫氏の弁である。
「一年半一緒にいて本当につまらない男だと思った」。
立候補した代表選で支持してくれる相手なのに。
「礼を失する」との声まで党内から出たという。

ユニークさに乏しいと、蓮舫氏は冗談めかして言っただけだ。
確かに、岡田代表と言えば「生真面目」がスーツを着たような人物像が浮かぶ。
では党首に必要なものとは。
奇抜な演出で、地球の裏側に登場して見せた与党の総裁が理想型であろうか。

つまらぬ男との評に岡田氏は「妻に言われればショックだが」。
そう受け流したのは、生真面目代表にしては余裕がある。
「蓮舫氏はリーダーにふさわしい」とエールも送った。

度量の大きさに恐縮しきりに違いない。

うけ狙いのパフォーマンスや発言より、国の未来図に対する、中身のある議論や行動が欲しい。
やはり代表選に出る前原誠司氏は「前向きな代表選に」と宣した。
つまらない泥仕合は困る。




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東京五輪を見据えグローバリゼーション化は進む、「SJK JY17」解る? [世相雑感]

スリーレターコード.png

SJK、SBY、IKB・・・。
国民的アイドルグループと勘違いしそうだが、正体は「スリーレターコード」。
首都圏の駅をアルファベット3文字で表し、最初の三つはそれぞれ新宿、渋谷、池袋。
秋葉原はもちろん、AKBだ。

外国人に分りやすいよう、JR東日本が今月から順次採用する。
路線記号や駅番号もあって、山手線新宿駅の表示なら「SJK JY17」。
良く知らないと符丁にしか見えないが、空港の3文字の表記と同じだろう。

意識するのは4年後の東京五輪である。
駅名は英語のほか、中国と韓国語も加え、訪日客が利用しやすくする。
初めての国の鉄道に乗るのは心細いはずだから。

海外からの受け入れ態勢が着々と整う中で不安もある。
家電や日用品の「爆買い」が息切れ気味だという。
無事にどう、乗り継いでもらうか。
その手助けでなく、どこで下車して何をしてもらうか一層大切になる。

日本らしさが今も息づく地方にも、訪れる人がさらに増えてほしい。
ひなびた旅情の無人駅や終着駅を売り込む手もある。
都会のように駅と路線が交錯して迷うこともない。
YNT・・・ゆったり日本の旅をお楽しみください、というサインはどうだろう。




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障害者なんていなくなればいい、と考える心の闇の不気味 [事件事故]

相模原事件.png

子供の読書感想文の課題図書に、大人にも読まれている本がある。
世界で300万部のベストセラーとなった「ワンダー」。
主人公の男の子、オーガストは10歳。
顔に重い障害があり「きみがどう想像したって、きっとそれよりひどい」と語る。

彼が初めて学校に通う1年を、物語は描く。
じろじろ見られ、避けられ、変なあだ名も付けられるが、少しずつ友情の輪が広がっていく。
もちろん彼の顔は変わらない。
変わったのは、周りの子供たちの受け止めだ。

同じ風景でも、その人の価値観によって見え方は変わる。
相模原市障害者施設で19人が殺害された事件から、あすで1ヶ月になる。
容疑者が「障害者なんていなくなればいい」となぜ考えたのか、いまだ闇の中にある。

その暴論に、全国の障害者や家族から抗議の声がやまない。
危機感さえ伝わってくる。
私たちの社会が効率や生産性を追うあまり、強者優先の風潮がはびこっているとすれば、恐ろしい。

物語の終わりに、オーガストはつぶやく。
「ぼくにとって、ぼくはただのぼく。ふつうの子供」。
誰かを普通じゃないと決めつけていないか。
課題を突き付けられているのは大人を含めた社会の側だ。





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熊本復興にタモリさん貢献、さすがの人気番組「ブラタモリ」 [世相雑感]

ブラタモリ.jpg

熊本の知人いわく「ブラタモリは宝物です」。
タモリさんが街歩きし、地質や歴史を探るNHKの番組。
地震の前に2回続きで熊本編が流れた。
お城の謎、そして街を潤す地下水を追って。
被災前の映像は確かに貴重だろう。

希代の人気者が足を運んだ熊本市の水前寺公園を訪ねた。
番組中では澄んだ湧水を満々とたたえていた大名園の池。
地震後に干上がったが、今は8割の水位に戻ったらしい。
猛暑のオアシスの役目は果たしていた。

火の国は水の国でもある。
飲水は阿蘇山からの豊富な地下水脈で賄う。
だが象徴ともいえる水前寺の異変に加え、水道の水も一時的に濁りが出たという。
メカニズムが分からないまま。

常識外れの熊本地震は国際研究が幾つも始まっている。
熊本大と米国の大学による地下水調査もその一つである。
地元が誇りとする清らかな水が無事かどうか。
結果を復興に生かしたい。

熊本生まれの水前寺清子さんの名も、かの庭園が由来だ。
「三百六十五歩のマーチ」で歌う。
幸せの隣にいても分からない日もある、と。
干上がりを機に、池の手入れのボランティアも緒に就いた。
あって当たり前だった「宝物」を守る地道な一歩に違いない。


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歓喜と悲哀の号泣もありリオ五輪、思いは東京に引き継がれる [スポーツ]

リオ閉会式.png

降りしきる雨に打たれながら、消えていく聖火が印象的だった。
リオ五輪の閉会式。
無事に終えたのを喜ぶ涙なのか、あるいは選手たちの歓喜と悲哀の象徴か。
頂点を競い合った選手に心動かされた17日間が終わった。

日本選手が流した対照的な涙が忘れられない。
一人は卓球団体で銅メダルの福原愛選手。
「プレッシャーが大きかった」と安堵の涙を止められずアナウンサーのもらい泣きを誘ったほど。

4連覇の夢破れたレスリングの吉田沙保里選手の号泣にも複雑な思いだった。
世界2位なのに「ごめんなさい」と謝らせたのは何か。
閉会式でせめて笑顔をみせてくれたことに救われた。

五輪の数々の涙に、寺山修司さんの言葉が頭に浮かんだ。
「なみだはにんげんのつくることのできるいちばん小さな海です」。
一人の心からあふれ出た涙が海のようにつながって、多くの人の心を一つに包み込んでしまう。
そんな意味かもしれない。

故国を追われた難民選手団の一人が、生き別れた家族を思い「テレビに映った自分に気付いてほしい」と流した涙もまた重い。
大会のバトンはリオから東京へ受け継がれた。
4年後の「平和の祭典」でこそ理不尽な涙はなくしたい。


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「たいまつ」発刊反戦訴え続けた、むらのたけじさん亡くなる [訃報]

むらのたけじ.jpg

小新聞「たいまつ」を始めて16年過ぎた。
なぜか地元の有力者が祝賀会を開いてくれるという。
宴たけなわで真意をただすと、「たいまつはおらだちの敵だ。だからつぶすわけにはいかぬ」という。
きのう訃報を聞いた、むらのたけじさんの著書「99歳一日一言」から。

戦争に加担したことを悔いて敗戦と同時に大新聞を辞め、郷里秋田で権力批判の論陣を張る。
保守の人たちとは水と油だ。
祝賀会には思惑もあっただろうが、ともかく彼らには「敵に学ぶ」度量があったと受け止めた。

そんな昔語りを通じて、晩年は憎しみが憎しみを呼ぶ世界の悲劇を憂えた。
いや、人ごとではない。
ヘイトスピーチに現れる、この国の危うい風潮も。

学生時代、作文に「半信半疑」という語を訳して用い、スペイン人講師に叱られる。
「半分信じる」なんて、ありえない・・・。
以来、その言葉にも似て日本は「あやふやな国」に見られている、という思いが強くあった。


だから憲法9条に魂を入れよ、と説いた。
現実は立派な条文と裏腹じゃないか、と。
「一日一言」に「強風でも散らぬ葉がある。無風でも散る葉がある」と記す。
ことの行く末を風のせいにするな・・・という遺言と聞く。


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「天気予報は平和のシンボル」気象台も住人も痛切に実感 [世相雑感]

 天気図.png

新聞に初めて天気図が載ったのは、92年前のきょうだ。
首都の新聞の一つが先駆けで、徐々に各地に広がる。
災害への備えはもとより、外出や農作業の計画を立てるのに重宝されたからだろう。

その天気図が紙面から消えた時代があった。
真珠湾攻撃と同時に軍が気象台に情報管制を敷いたからだ。
晴天を敵に知らされると空襲されると危ぶんだのか。
3年8か月に及ぶ「空白」のあおりを食ったのが住民である。

開戦翌年の8月、周防灘台風が山口県を直撃する。
死者・不明者は800人近くに及んだ。
「警報不徹底による被害」との分析が中央気象台の文章に残る。
早く暴風雨の情報を知らせていたら、救えた命もあったろうに。

今は温暖化によるゲリラ豪雨急増などで、空模様の変化が気になる時代である。
2年前の広島土砂災害も思い出す。
天気予報にしっかり耳を傾けて異変の兆候はないか、万一の際はどう避難するか考えておきたい。
8・20の光景を胸に刻みながら。

戦後の気象台員は「天気予報は平和のシンボル」と肌身に感じ、風水害と向き合って精度を高めてきたはずだ。
台風シーズンが近づく。
油断という「空白」が広がらぬよう発信力を強めてほしい。


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