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何かと物議の南スーダン国連平和維持活動、真実はいずこ [世相雑感]

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児童文学作家の那須正幹さんの短編連載「少年たちの戦場」を読んで、考えさせられた。
戊辰戦争から沖縄戦まで。
殺し殺された戦場で、大人に交じって武器を取った子供たちの物語が四つ。

舞台の一つ、福島県二本松市を訪れたことがある。
149年前、新政府軍との戦いで12~17歳の「少年隊」の14人が命を落とす。
敵陣に勇んで向かう子供たちの傍らに母。
そんな姿をかたどる城跡の像に胸が痛んだ。

日本人にはもう歴史上の出来事か。
だが子供たちが「殺す」方に回る国は今も存在する。
一つが南スーダンだ。
政府も反政府側も多数の少年兵を徴用しているという。

「大虐殺」を懸念する国連の声明を聞くと、彼らがどう関わるかも心配になる。

かの国の内戦を巡って国会が白熱している。
「戦闘」でも「衝突」と書けと言わんばかりの政府の姿勢に首をひねる。
それで現地の事実が見えるのか。
「虐殺」なら何と言い換えるのか。

実感をもって歴史を学び、未来を考えて・・・。
那須さんの願いだ。
折しも平和構築を学ぼうと南スーダン一行が広島入りした。
自衛隊派遣ありきの空論でなく、子供の明日のために何ができるか。
偽らざる実情を直視して考えたい。


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